生きやすさ研究室の研究員で、精神障害者保健福祉手帳2級所持・ADHD当事者の、たつです。
今回のオンライン座談会で初のファシリテーターをやりました。
約8名の参加者で座談会
3月18日にオンライン座談会が開催されました。
前回から少し時間が経ち、開催を待ちわびた方も居たようです。
このオンライン座談会で、常日頃の『生きづらい』と感じることを参加者でアイディアを出し合い、参加後に少しでも気が楽になったり役立つヒントを持ち帰ってもらいたいなと思っています。
最初は順番に自己紹介をしていくのですが、顔出しのするしないは自由で、聞くだけも大丈夫です。
参加者一人ずつ、症状や困り事などを話していきます。
職場の人間関係で人と人との間に挟まれた時にどうする?
社会生活をしていく以上、どうしても避けられない悩みですが、辛いですよね。この悩みについて参加者から、以下のような提案をいただきました。
- 話せる知人に相談する、相談機関を頼る
- 折衷案・和解案で落とし所を探る
- バッファ・余白・余裕をつくっておく
問題解決が難しい場合もある
問題全体を一度に解決するのではなく個々の問題に分離して対処する、感情や心の問題とそれ以外の問題に分ける、などが提案されました。
怒りのフラッシュバックがあって困っている
怒りを緩和する対策をしておくとよいかもしれませんね。
- 仕事などに取り組む前に、空腹や睡眠不足を解消しておく
- アンガーマネジメントの情報を集める
- 一旦怒りの原因から遠ざかる、深呼吸や身体を動かすことで和らげる
あとがき
ワーキングメモリーが少なく、考えながら作業する議事録や電話対応等が苦手な私にとっては、座談会のファシリテーションは結構不安でした。ところが、開催直前に自身の準備不足で慌てた以外は、ファシリテーションの経験者によるサポート等によって杞憂に終わりました。今回の経験を通して、自己肯定感が少し改善したような気がしました。