ども、研究員代表の巴(@発達グレー息子とADHD診断ありの夫6人家族のおてんば母さん)です。

そろそろ9月に差し掛かろうとしているのに毎日暑いですね・・・

過去最多21名の参加者で座談会

8月24日に行われたオンライン座談会

今回ご参加いただいたのは、なんと21名!すばらしい!!参加くださった皆様、ありがとうございます。

自主イベントでは過去最多となりました。(リモートキャンパスに続き2番目)

21名参加

今回は人数が多かったので、4つのグループに分かれて座談会を行いました。

グループ①忘れ物が多い

忘れ物が多いことで生きづらさを感じるという参加者の方からテーマを頂き、実際に行っていることや体験談などを共有しました。

処方された薬によって、脳の動きが異なるというお話がありました。

参加者

クリニックで薬を出してもらっていますが、ストラテラを飲むとアイディアが浮かばなくなるのでやめました。今はコンサータを飲んでいますが、自分に合っている気がします。

参加者

ざっくりいうと、ストラテラはホワンとしてまったりする感じ。コンサータはスカッとして爽快な感じ(体験談です)

参加者

現在の対処法としては、スマホにBluetoothを仕込んで通知が来るようにしている。

とのことでした。

mamorinoという紛失防止用のシールをスマホなどに貼って忘れないようにしているそうです。

いきけん

これは便利!今すぐ欲しい!(切実)

グループ①片付けられない

どうしても片付けられない、という生きづらさがテーマにあがりました。

参加者

片付けてしまうと大切なものを収納した場所がわからなくなってしまう。「片付けなければよかった」と後悔する。メモもどこにしまったかわからなくなってしまうんです。

片付けはやらないと行けないとは思っている。でも、自分のエリアには手を出してほしくない。しかし、家の中は家族との共同スペースも多いのでどこかで折り合いをつけなくてはいけない。

という葛藤があったようですが、解決方法として今実践していることがあるそうです。

朝活で毎日5分片付けるというグループがあり、そこに参加して毎日少しだけ片付けている。

また、メモをなくしてしまうということについてはメモをデジタル化してはどうか?という提案もありました。

グループ②やりたいことが見つからない

自分のやりたいことがわからない、という生きづらさを抱えた方のご相談です。

参加者

自分が何をやりたいのかがわからない。子どもや他の人のことが気になってモヤモヤしてしまいます。

そこから派生して「どうして自己中心的な人って自己中心的でいられるんだろう?違う次元の人なのかな?」と他人中心的になってしまう人と何が違うんだろうか?というディスカッションが始まりました。

他人を気にするのではなく、人のことを気にできる!と思えれば素敵なことだ

という一つの結論が導き出されました。

参加者

自分がやりたいことがどうやったらできるのか?心の余裕ができるためにはどうしたらいいのだろうか?

ここまででタイムアウトとなってしまったので、このテーマは次回持越しとなりました。

グループ③洗剤の匂いが気になる

こちらは夏ならではの生きづらさがテーマに上がりました。

参加者

夏になって制汗剤の匂いなど様々出てきていて、その匂いが気になってしまうんです。

スプレーやパウダーシート、アロマや香水などなど、どうして人は体臭を隠そうとするのだろうか?というディスカッションが始まりました。

視覚を隠すならサングラス、聴覚を隠すながらヘッドホン、では嗅覚は?

マスクが一番隠せるかな?という提案もありましたが、マスクを付けると肌荒れしてしまうという男性もいて「では脱毛はどうだろうか」という話でもりあがったそうです。

参加者

鼻栓は・・・苦しいよね。やはりマスクかなぁ?

グループ④やる気が出ない

参加者

少し前くらいからやる気が出ない。無気力のような状態になっています。

というテーマでスタートしました。

それぞれリフレッシュの方法をディスカッションしてみて、それぞれ普段どんな風に対応しているのか?をシェアしました。

  • 旅行
  • 土いじり
  • 寝る
  • スポーツをする
  • 自然に治るのを待つ
  • 読書

などがあげられました。

普段やらないことをやってみるのはどうか。頭を使っているなら体を動かす、体を使っているなら頭を動かす。という風に。

グループ④カサンドラ症候群

続いて、カサンドラ症候群ってどのくらい認知度があるんだろうか?という話になりました。

カサンドラ症候群とは、家族やパートナーなど生活の身近にいる人がアスペルガー症候群(現在の診断名は自閉症スペクトラム障害、以下ASD)であることが原因で、情緒的な相互関係を築くことが難しく、心的ストレスから不安障害や抑うつ状態、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などの心身症状が起きている状態を指す言葉です。世界的に広く用いられている精神疾患の診断基準『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版)には記載がなく、正式な疾患名ではありません。カサンドラ症候群以外にも、「カサンドラ情動剥奪障害」「カサンドラ状態」などと表現されることもあります。また、カサンドラ症候群の原因となるアスペルガー症候群も、診断基準の変更により、現在では自閉症スペクトラム障害に含まれています。

引用元:リタリコ仕事ナビ
  • 発達障害などを持つパートナーがいた場合、別れたり離れたりするとなくなるのか?
  • カサンドラ症候群は女性がかかりやすいのか?
  • どういう人がなりやすいのか?
  • 実際かかってしまった場合は心療内科なのか?精神科なのか?

という様々な疑問がでてきました。

グループ④聴覚過敏

参加者の方が6年前から聴覚過敏になっており、日常生活で生きづらいという話がでました。

参加者

BGMがあると騒音に聞こえてしまい、コミュニケーションに集中できないんです。

聴覚過敏があると音がどのように聞こえるのか?を話していただき「騒音に聞こえてしまうとイライラしたりうるさく感じたりしますよね」と過敏に聞こえる感覚を共有しました。

同様に感覚過敏のパートナーがいるという参加者からは「寝るときにはアイマスクとイヤフォンを付けて寝ている」という体験談がでてきましたが「逆に音に鈍感な人は目覚ましの音が聞こえなくて寝過ごしそう」という声もあがりました。

また、日常の音が辛いという方がソニーの1000HM4というものを予約したという話や、BGMを除外し人の声だけ聞こえるイヤフォンがある、といった話題などイヤフォンの需要の高さに気付かされた回でした。

参加してくださった皆様、貴重なお話をありがとうございました!

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