研究員の佐々木です^^
2020年7月現在、生き研の活動の幅を広げるため、NPO法人化を提案しまして、その書類の準備をみんなでしています。
これを機に、改めて僕が生き研の活動を続けて行きたい理由について、今後の活動の決意表明を兼ねてお話していきます。
生きづらかった過去と、生きやすくなった今
まずは僕が生きづらかった過去の話なんですが、ざっくり言うと、
- 社会人1年目、ADHD+ASD+うつ病を診断
- 休職し、仕事で稼いでいく希望を失う
- 休職中、詐欺で300万ほど失いさらに絶望
この3本が1年間で起きたことです。
だけど、この後ビジネスと資産運用を教えてくれる先生のような人と出会い、生きやすくなりました。
より詳しい話は↓↓
もともと、発達障害を意識し始めて診断をされたあたりから、自分の発達障害に関するセミナーとか情報収集しているうちに、同じ事で悩んでいる人と、下向きに考えるのではなく前向きに、あるいは自分と向き合い成長するような人と面白いこと(僕の言う面白いことというのは、一般的な遊びだけではなくビジネス含めて)をするのを何となく考えていました。
だけど、行動はしていなかったです。
なぜかと言うと、借金を返すことで精一杯だったからです^^;
人生を豊かにした3つのスキル
そこで、僕が主に学んでいたのは、お金の事だけでなく、管理栄養士とはまた違った、自分や周りの人が本当に健康になる為の予防医学の勉強、さらに、病院やビジネススクールで学んで実践してきたコミュニケーションの勉強です。(これでもだいぶマシになった方なんです笑)
それら「お金」「健康」「コミュニケーション」の勉強と実践をしてきたお陰で今があり、どれかひとつでも欠けてたら今はありません。
なぜなら、これらに共通するのは、どれも「豊かな生活」に繋がる手段として重要だからです。
そうして今はだいぶ生きやすい生活を実現できた訳です。
周りのみんなも豊かになって欲しい
そこで気づいたのは、「自分だけが上手くいっていても面白くない」ということ。
地元の友だち、会社の同僚の話を聞くと、毎日の人間関係の不満や愚痴が多い。
「豊かな生活」を送れていないわけです。
だけど、僕は基本は自分1人よりも基本は誰かと何かを共有していた。だから、自分だけが上手くいっていても面白くない。(でも、たまにやる1人旅は誰かとの出会いも楽しめるため、好きです)
多くの人はこれら「お金」「健康」「人間関係」のスキルのいずれか、または全てが足りていない事で苦労している人がたくさんいます。
しかし、それは仕方が無いこと。なぜなら、学校教育で教えて貰えなかったからです。
だから、これまで自分がスキルとして身につけてきたこれらの事を、たくさんの人にお伝えして行きたい。
そこで、最初に始めたのが、「お金の教養」をお伝えしていくビジネス。
時には広く浅く伝えたり、個人に深く伝えたりを合計すると、
1年間で60人以上にお伝えし、たくさんの方にお会いすることができてとても楽しいです。
だから、今もこれからもお金の教養をお伝えしていきます。
ただ、お金の教養だけで人は豊かになれるのか?
先程も述べたように、それだけでは足りない人もいる。
「健康」「人間関係」こちらの方も足りていない人もいるからです。
だから、僕は今も管理栄養士として健康の事をお伝えしていたり、僕自身が発達障碍の当事者であることから同じようなことで悩んでいた人に力になれることをしたい。
そうして、かつての僕と同じように苦しんでいる人に「豊かな生活」を遅れる人を増やしたい。
だから、僕は生きづらさ研究室の活動をこれからもやっていきます。
なので、最近の僕は色んな事をやっていて、あまり僕のことを知らない人からすると「一貫性がないのか?」そう思われているかもしれません。
だけど実はそうではなく、どれも「豊かな生活」を目指すための手段として共通しているからやっているということです。
逆に言えば、自分の価値観で「豊かな生活」に直接は繋がらないと思ったことだとそれはやらない事としています。
生きづらいと感じる人のためのコミュニティを作りたい
ただ、いろいろなスキルを身につけていくにしても、1人でやっていくのはとても難しいです。
僕がこれまでなんとかやっていけたのは、共に成長し合えるような「仲間」がいたからです。仲間がいなければ、全て挫折していたかと思います。
なぜなら、うつ状態はやる気がある時と無い時の波があり、学びや実践を継続していくのが難しいからです。
生きづらいと感じる時は、同じ生きづらいと感じる仲間がいることで、心の支えになります。
そうした人たちが集まるような、生きづらい時に助けを求められるような場所を作りたいといのが僕もあり、生き研の活動をこれからもやって行きたいわけです。
病院では、確かに発達障害の方に向けたコミュニケーションの学びはあったんですが、連絡先の交換は禁止されていたり「仲間」を作る場では無かったんです。
さらに、会社員としてや家庭内での日常でのコミュニケーションの学びはしっかりあったけど、キャリアとしての選択肢としては、雇われる側の立場で生きていく道しかないのか?
会社以外で、起業やビジネスなど自ら価値を作り、提供していく道は無いのか?
仕方がないですが、病院ではそうした事は教えてくれなくて学べることに限りがありました。
病院では、まずはつらい状態から抜け出すため、休息の仕方や職場復帰した時を想定したケアが中心だからです。
病院で知り合った仲間との連絡先の交換もしてはいけないから、病院の中で、何らかのコンテンツをみんなで作って販売なんてことはできません。
なので、生き研では、発達障害によって、コミュニケーションの難しさを抱えている人が、仲間と共にコミュニケーションの課題を解決し、キャリアの選択肢も増やして自分に合った道を進めるよう成長していける場所にしていきたいです。
そのため、僕にできるのは、病院や行政施設、当事者会の方々とのパイプ役をどんどんやって行きたいです。
僕に相談したいことがあれば、お問い合わせだったりSNSグループから、ぜひいつでも相談してくださいね。
よろしくお願いします!